令和6年度 第6回長崎県居合道演武大会 報告 2024/12/8(日)
(一財)長崎県剣道連盟主催の標記大会が令和6年12月8日(日)長崎県立武道館において開催されました。午前中、居合道秋季講習会が開催され、11歳から89歳まで31名の居合道剣士が県内から参加しました。午後からの演武大会には3人一組の団体戦で6チーム18名が出場しました。先鋒(段外から三段)、中堅(四段、五段)、大将(六段、七段)で各段とも年齢の制限なし、予選リーグ、トーナメント形式で実施し、多くの試合を経験でき大変好評でした。決勝戦では昨年優勝の葉志塾A(佐世保市)と昨年3位の遊道会(長崎市)の対戦となり、遊道会がハイレベルの戦いを3−0と制し、初優勝を飾りました。
居合道で最も大切なことは礼儀にありますが、その目的は精神の鍛錬が第一で、身体の練磨、技術の訓練という順になります。技の修業ばかりやって心の修業を怠るならば、深味のある居合道、人格は出来ません。稽古目標を立てて、もっともふさわしい方法により組織的な稽古をすることも大切です。本大会はそのような意味で、居合道の興味を失わないようにすることや道場を超えた「和気藹々」とした中での居合道の実践的な団体戦大会です。
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