審査の概要
「称号・段位審査規則」P11第3章段位の審査(付与基準)第14条に次のようなことが書かれています。
第14条 段位は、初段ないし八段とし、それぞれ次の各号の基準に該当するものに与えられる。
1 初段は、剣道(居合道)の基本を修得し、技倆(ぎりょう)良なるもの
2 二段は、剣道(居合道)の基本を修得し、技倆(ぎりょう)良好なるもの
3 三段は、剣道(居合道)の基本を修錬し、技倆(ぎりょう)優なるもの
4 四段は、剣道(居合道)の基本と応用を修熟し、技倆優良なるもの
5 五段は、剣道(居合道)の基本と応用に錬熟し、技倆秀なるもの
6 六段は、剣道(居合道)の精義に錬達し、技倆優秀なるもの
7 七段は、剣道(居合道)の精義に熟達し、技倆秀逸なるもの
8 八段は、剣道(居合道)の奥義に通暁、成熟し、技倆円熟なるもの
また、居合道称号・段位審査実施要領P4 段位審査方法には次のような内容が明記されています。
【初段ないし三段】
@正しい着装と作法
A正確な抜き付け、切り付け
B正確な血振り、角度
C正確な納刀
【四段および五段】
@初段ないし三段の留意事項に下記項目をくわえたもの
A心の落ち着き
B目付け
C気魄
D気・剣・体の一致
【演武時間】
@初段ないし三段は全剣連居合5本 6分
A四段および五段は全剣連居合4本、古流1本 6分
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