夢想神伝流「流刀」
  

令和5年度 長崎県居合道研究会の報告

 
 

令和5年12月3日(日)、長崎県立武道館において、恒例の標記研究会が開催されました。本研究会の参加者は段外0名、初段3名、二段3名、三段3名、四段3名、五段6名、六段6名、七段9名、参加者流派は無双直伝英信流12名、夢想神伝流15名の合計27名でした。

内容は事前に準備された古流研究会資料に基づき高木志伸居合道部長より古流の歴史と系統図などの概要が説明されました。無双直伝英信流は教士七段金丸律子先生を中心に高知県土佐から平戸に伝わる直伝流大森流及び奥居合立業を全員で実技指導を受けました。夢想神伝流は教士七段月見一博先生を中心に対馬に伝わる神伝流初伝及び奥居合立業を全員で実技指導を受けました。

各流派共に研究会後半では無双直伝流は居合道錬士六段岩男徹史先生より、中伝立膝、奥伝立膝、諸手早抜きが披露され、夢想神伝流では居合道錬士六段畑中健佑先生より中伝立膝が披露されました。

参加者は真剣に実技指導を受け、研究会最後には流派ごとの演武が披露され、研究会参加者は熱心に観戦し、例年に比べいっそう高い意識を持って臨んでいました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 (編集・取材:広報委員 高木 志伸)