夢想神伝流「流刀」
  
第58回全日本居合道大会 都道府県対抗優勝試合 
 六段の部 畑中健佑(長崎市)全国3位入賞!!
 
 六段の部 畑中健佑(長崎市)全国3位
 
 

六段の部 畑中健佑(長崎市 企業勤務)全国3位入賞!!

長崎県団体戦12位(6.16点)

個人の部 
七段  2回戦敗退 宮﨑大輔(大村市 企業勤務)
六段  準決勝進出 畑中健佑(長崎市 企業勤務) 3位
五段  2回戦敗退  作永憲昭(佐世保市 企業勤務)

第58回全日本居合道大会都道府県対抗優勝試合が令和5年10月21日(土)東京武道館にて開催されました。五段、六段、七段の都道府県代表選手がトーナメント方式で古流2本(自由技)、全日本剣道連盟居合3本(指定技)の計5本の技で対戦し、各段の個人のポイントの合計が団体の総合成績となります。

本県からは監督として高木志伸居合道教士七段、選手として宮﨑大輔(七段の部)、畑中健佑(六段の部)、作永憲昭(五段の部)の3名が参加しました。全日本居合道大会団体戦の結果は長崎県47都道府県中、団体12位(6.16点)でした。優勝は静岡県、2位新潟県、3位が群馬県でした。個人は七段の部 宮﨑大輔が2回戦敗退、 五段の部 作永憲昭2回戦敗退、六段の部 畑中健佑が3位入賞でした。

団体総合成績

第1位

静岡県

第2位

新潟県

第3位

群馬県

第12位

長崎県

 都道府県対抗優勝試合「個人」六段の部

第1位

静岡県

山本  亮

第2位

新潟県

草間大介

第3位

長崎県

畑中健佑

第3位

兵庫県

竹藪直人

 

六段の部

準決勝戦

静岡県

山本 亮

畑中健佑

長崎県

準々決勝戦

長崎県

畑中健佑

吉村典久

群馬県

3回戦

長崎県

畑中健佑

花田 悠

群馬県

2回戦

長崎県

畑中健佑

山本潔美

和歌山県

1回戦

長崎県

畑中健佑

二木有紀江

石川県

五段の部

2回戦

長崎県

作永憲昭

直原綾香

岡山県

1回戦

長崎県

作永憲昭

シード

七段の部

2回戦

長崎県

宮﨑大輔

盆子原稔博

兵庫県

1回戦

長崎県

兵庫県

シード

 写真集

六段の部 3位 畑中健佑

 
選手・監督 記念写真撮影  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

全日本居合道大会へ参加して

六段の部 畑中健佑(長崎市 遊道会) 

この度、第58回全日本居合道大会へ6段代表として出場させていただき、3位入賞4という結果となりました。監督の高木志伸先生をはじめ、強化稽古で皆様からご指導をいただいた結果だと思っております。

 

2021年(令和3年)第56回全日本居合道大会では5段の部で3位入賞にになった時の経験をもとに、今大会では精神面や技術的な面で多くのことを準備してきました。その中でも試合の際にはあれこれと考えてしまう傾向がありましたので、極力これだけは最重要点のことをシンプルに試合前に意識するだけにして、あとは仮想敵だけを意識することを第一にしようと心掛けて試合に挑みました。

また、試合が2回戦、3回戦と進む中で、監督の高木先生より演武中に「瞬きを我慢すること」で仮想敵を意識することで自然に「間合い」が取れてくるというアドバイスを頂き、試合の際にはそれを実践することを第一に努めました。

その外にも自分の試合の間隔がトーナメントを進むごとに狭まる中、栄養補給や水分補給は意識をして取り組みました。稽古場での練習も最低限に留めしっかりと体力を温存するようにも心掛けました。

準決勝戦に進むと、演武のために試合まで約1時間ほどの時間待ちとなり、その時間の過ごし方が前回と同様に今回も思うように調整ができなかったのが、敗因の一つではないかと思います。

試合が進むにつれて汗を吸って滑りにくくなった帯の替えの準備や、栄養補給の仕方も、もう一工夫しないといけないと強く感じました。少しでも考えられるであろうことは、しっかりと準備をして万全の対策をして臨むことが大事だと再認識しました。

来年の全日本居合道大会にも長崎県代表選手として参加する資格を頂けるよう、またしっかりと稽古をしていきたいと思います。

 
 

 (編集・取材:広報委員 高木 志伸)