「杖道」 「居合道」
  令和7年度 第2回長崎県剣道連盟二道体験会(居合道・杖道)
標記体験会が令和7年9月6日(土)諫早市森山スポーツ交流館において実施されました。本県剣道連盟の事業重点事項に「三道(剣道・居合道・杖道)の交流を図り、それぞれの技術向上を図る。」と掲げられています。また、三道を通しての親睦及び技術向上並びに資質向上の体験会を行う事を目的としています。

その事を受け、剣道経験者や剣道連盟一般会員を問わず、中学生・高校生を含めた体験会となりました。体験会の体系は参加者を2グループに分け、午前中A班居合道体験、B班杖道体験、午後からはA班杖道体験、B班居合道体験をしました。

講師には杖道錬士七段橋本幸一先生による杖道体験、居合道教士七段高木志伸先生による居合道体験の講話及び実技指導がありました。剣道八段の先生や剣道を始めたばかりの中学生や剣道などの武道体験が初めて方などが体験会に目を光らせながら取り組んでいました。

※    体験会参加者:講師及び補助講師 4名+参加者 38名 合計 42名

 
   
  模範演武 杖道 橋本幸一講師・東翔太朗補助講師 居合道 高木志伸講師・川見秀人補助講師
 【杖道体験会プログラム】

各班2時間

講義@(10分):杖道のあらまし

実技@(20分):所作、着装・礼(神座への礼、刀礼、相互の礼)

実技A (30分):打ち太刀、仕杖体験( 切り付け、刃筋、間、間合)

実技B(20分):全日本剣道連盟杖道

実技C(15分):受講者演武 全日本剣道連盟杖道を演武

          模範演武(橋本幸一講師、東翔太郎講師補助)

講義A(5分):まとめ

【居合道体験会プログラム】

各班2時間

講義@(10分):居合道のあらまし

実技@(20分):新聞斬り

所作、着装(袴の十字結び、帯の締め方) 礼(神座、刀礼、相互礼)

居合道演武(10分)居合道演武(高木志伸講師・川見秀人補助講師)

実技A (20分):納刀 (日本剣道形等に必要な納刀)、手の内、抜きつけ、血振い

実技B(20分):全日本剣道連盟居合 立業(3本)

実技C(15分):受講者演武 全日本剣道連盟居合を演武

実技D(10分):全日本居合道大会強化選手による居合道演武

実技E(10分):英信流居合の形(組み太刀)(高木志伸・作永憲昭)

 (取材・編集:一般財団法人 長崎県剣道連盟 広報委員(s−takaki)
 

【参加者 感想】

『二道体験会に参加して』    葉志塾(佐世保市) 山領伊都子

 私は昨年も参加をして杖道の間合いや所作など剣道や居合道にとても参考になりました。また、大村から参加してくれた中学生2年生の女子が、「納刀が去年よりできるようになって、良かったです」と大変喜んでいるのを見てとても嬉しく思いました。  

居合道の補助講師川見先生に、剣道をならって、刀も振らせてもらっていたそうです。とても居合道に興味を持ってくれていました。武道剣道未経験の女性の方も、「剣道を始めようと体験したら、自分の子どもから無理!と言われて、二道体験にきました」と言う事でしたので居合道もおすすめしました。盛りだくさんの楽しい体験会をありがとうございました

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