【令和4年度剣道中央講習会伝達講習会報告】                         

令和4年4月10日(日)長崎県立総合体育館(大研修室・サブアリーナ)、4月16日(土)長崎県立武道館において標記の講習会が実施されました。受審者全員が真剣眼差しで取り組みました。また、講師の剣道教士八段吉井誠先生より剣道におけるコンプライアンスや主催大会実施にあたっての感染拡大予防ガイドラインを踏まえた試合・審判法の留意点の講話と実技指導があり、受講者にとって有意義な講習会でした。

※ 参加者: 第1 回伝達講習会(長崎市) 受講者59名+県連役員   7名=66名

        第2回伝達講習会(佐世保市)受講者44名+県連役員   6名=50名

合  計                   受講者103名+県連役員 13名=116名



剣道講話内容
講師:長崎県剣道連盟理事 吉井誠  剣道教士八段

 

主催大会実施にあたっての感染拡大予防ガイドライン」
を踏まえた試合・審判法の留意点

【新型コロナウイルス感染症が終息するまでの暫定的な試合・審判法】

1.新型コロナウイルス感染症が終息するまでは暫定的な試合・審判法を感染状況等踏まえながら、
  大会毎に大会実施要項に定め
る。

2.試合時間の短縮、延長戦は区切って行い休憩を取り入れる等、マスク着用による熱中症対策を
  積極的に取り入れる。

3.試合者は、鍔競り合いを避ける。やむを得ず鍔競り合いとなった場合は、すぐに分かれるか引き
  技を出し、掛け声は出さない(引き技時の発声は認める)。審判員は鍔競り合いを解消しない場
  合には、ただちに「分かれ」を宣告する。また、1)意図的な「時間空費」2)「防御姿勢
  (勝負の回避)による相手に接近するような行為は、試合審判規則第1条に則り反則と判断する」
  この問題については、審判員の裁量だけで解決するのは困難であり、事前に試合者に対して、
  十分に指導、徹底することが必要である。

4.審判員の密接を防ぐために、審判員の試合場への入退場の際は1m以上の間隔を空けて行う。
  図1左図の現行では主審と副審の袖と袖が触れるか触れないかの距離であったが、右図のように
  主審と副審の袖と袖の間隔を1m以上空ける。主審は中心の位置に、副審は開始線よりやや外側に
  立ち、定位置まで開始線の外側を通り直進する。

5.合議は図2のように1m以上の間隔を空けて行う。                               


 
【長崎市での講習会】

 
 
 
 
 
 



【佐世保市での講習会】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


(取材・HP編集:広報委員 )