第41回全日本居合道大会(北海道大会)及び第44回全日本居合道大会(長崎大会)に向けて、平成18年8月12日(土)13日(日)の2日間雲仙メモリアルホール (雲仙体育館)において開催されました。会場と宿泊の手配、弁当の買い出しなど、雲仙の加藤先生、宮崎勝次先生には気を配った心遣いをして頂き、参加者全員が大変感謝をしました。
強化合宿参加者
指導者 宮崎賢太郎 教士八段
七段の部 宮崎 友彦 石橋 八郎 宮崎 勝次
六段の部 高木 志伸
五段の部 平 禮道 廣瀬 正裕 岩男 徹史
強化合宿には代表候補選手が長崎、島原、佐世保、平戸から参加しました。今回は初めての合宿稽古でした。各自が稽古に対する心構えをしっかりとしていくことを目標に稽古をはじめました。
合宿終了後には代表候補選手が長崎県の代表という自覚を持って全日本居合道大会まで,調整をしていくことが大切だと感じました。それぞれが強化練習や強化合宿の中で指摘されたことを自分の道場に持ち帰って稽古をし,次の稽古会まで自分のものにするということを心がけていくことだと思います。
居合道道歌に「居合とは己が心に克つばかり 人の非を見て人にさからうな」とあります。教えてもらう代表選手と指導していただいた先生方との気持ちの一体化の結果が全日本居合道大会という最高の舞台で発揮されますので御指導頂いた先生方への感謝を忘れずに稽古に精進していきたいと思います。
雲仙強化合宿の目的、目標
1)正しい姿勢
2)正しい切り付け
3)正しい所作
4)間と間合い
5)理合い
6)強化選手の親睦
教士八段 宮崎賢太郎先生の指導の中から
1)「美しい心」とは抽象的なものではなく、目に見える具体的な形で示されねばなりません。理屈ではなく実践されて始めて意味があります。
2)美しい心を具体的に示すのは礼儀・作法です。「心は形を求め、形は心を表す」という言葉があります。
3)美しい形を示すには美しい心を持たねばなりません。また美しい心を持っている人の姿はおのずと美しくなるものです。どのような稽古を、何を目指してやるのかということをはっきりと自覚することが上達の秘訣と思っています。