あけましておめでとうございます。
今年1年の皆様のお幸せをお祈り申し上げます。
しかし、居合道部にとりましては年が明けたことはあまり嬉しく感じられません。むしろ気が重くなるような思いです。正月早々何を暗いことをと叱責を受けそうですが、平成20年全剣連主催西日本地区居合道講習会ならびに六、七段審査会の長崎県開催、平成21年全剣連主催全日本居合道大会長崎県開催という超ビッグイベントが確実に1年身近に迫ってきたからです。組織の問題、運営の問題、財政の問題、選手強化の問題などなど、どれをとっても頭の痛い問題ばかりです。
悩んでばかりいても何も解決しません。ここはいっちょうドーンと大船に乗った気になって、長崎県居合道部の全会員の皆様はじめ、長崎県の剣道関係者の皆様の物心両面にわたる、絶大なる実際的なご支援、ご助言、ご指導を賜りますことを信じて猪突猛進する覚悟です。今年の初夢は枕を高くして、全日本居合道大会の大成功と長崎県チームの総合優勝場面を見させていただきます。
三原会長に倣いてここで一句
初夢は高枕して正夢に
「平成19年 新春のご挨拶」
(財)長崎県剣道連盟 居合道部部長 宮崎 賢太郎
「剣報長崎」第26号 平成19年 1月より