1 期日 平成18年10月2日(日)
2 場所 諫早市立西諫早小学校体育館
3 講習会 10:00〜12:00
 
 講師 教士八段 宮崎 賢太郎 先生
 講習内容:全日本剣道連盟居合実技
        居合道試合・審判講習会
4 昇段審査会 13:00〜15:30
   (初段〜五段) 
 審査委員長 教士八段 宮崎 賢太郎 先生
  
平成18年度 長崎県剣道連盟居合道部 
秋季 昇段審査・講習会の報告

平成18年度秋季長崎県居合道講習会ならびに昇段審査会の報告

居合道委員

10月2日諫早市の西諌早小学校体育館において、恒例の秋季長崎県下居合道講習会と一級審査会、および初段より五段までの昇段審査会が開催されました。午前10:00より午後から行われる一級審査ならびに昇段審査に向けての講習会が開かれました。

 はじめに諫早市剣道協会会長小島礼三郎先生より、「日本古来の伝統文化」である居合道を通して行う人間形成の大切さ、武道の修行でも大きな位置を占める着装や所作などについてご話をいただきました。続いて、居合道部長教士八段宮崎賢太郎先生より試合や審査のときだけでなく、普段の稽古の中での礼式の大切さなど、「居合道修行の目的」と本講習会ならびに昇段審査会について諸注意をいただきました。

 その後、宮崎賢太郎先生より、全受講者に対して、刀礼の作法について、正しい姿勢を崩さないための基本稽古が行われました。続いて教士七段石橋八郎先生から全日本剣道連盟居合12本の着眼点について解説と実技がなされました。最後に段別にグループ分けがなされ、七段の先生方がそれぞれ手分けして指導に当たりました。

参加者は段外10名、初段15名、二段4名、三段1名、四段3名、五段4名、六段4名、七段11名、八段1名の合計53名でした。

午前中の講習会の最後には北海道で行われる全日本居合道大会の長崎県代表選手3名による模範演武が行われました。

 午後からは一級審査が行われ、8名全員が合格しました。引き続き初段から五段までの昇段審査が実施されました。結果は初段8名、二段14名、三段3名、五段2名の合計27名が受審し、三段受審者1名を除く全員が合格しました。

今回の昇段審査受審者は春の昇段審査に比してレベルが低かったと思います。全体的に稽古不足が感じられました。そのような中において、初段受審の中学生の中には正しい姿勢や居合道審査上の着眼点どおりに何度も繰り返し稽古した様子が伺えました。講習会で強調されていた正しい姿勢を崩さない稽古の成果が昇段審査において見られました。抜付け、切付け、血振いなど正しい姿勢で演武することは、昇段審査だけでなく日頃の稽古の中で身につけていきたいものです。 

平成18年度 秋季昇段審査 合格者名簿

初段

二段

三段

五段

平野  進

花川 雄介

内田 省三

岩男 徹史

幸  英輝

荒木 千恵

大山  勲

山下 正剛

松田 優作

下田 恭香

 

 

吉岡 大地

森永 有紀

 

 

福井 竜也

山下 健太

 

 

犬塚 恵太

ラナロバック

 

 

池田 寿史

川島 康正

 

 

萩野  修

樋渡  彰

 

 

 

塩田 博文

 

 

 

山口 清喜

 

 

 

高尾 元治

 

 

 

窪田喜久雄

 

 

 

片山 敏明

 

 

 

山口 顕治

 

 

 

諫早市剣道協会会長小島礼三郎先生より、「日本古来の伝統文化」である居合道を通して行う人間形成の大切さ、武道の修行でも大きな位置を占める着装や所作などについてご話をいただきました。
午前中には昼からの昇段審査を前に各段ごとに七段の先生方から丁寧な指導がありました。
「居合道では着装や所作がとても大切ですよ」・・・宮崎賢太郎先生
マーラさん「日本のランチはいかがですか?」
本当は優しい審査委員の先生方です。
宮崎賢太郎、川辺、石橋、宮崎勝次、加藤、宮崎友彦、大庵先生です。

みなさんとってもいい顔ですね。
審査は厳粛に

紋付、袴姿がとても凛々しい審査委員の先生方です。
緊張感が剣先まで伝わってきますね・・・「ファイト!!」
マーラさん・・日本の伝統文化の架け橋になってくださいね!!