平成30年3月25日(日)佐世保市小佐々スポーツセンター体育館において、恒例の平成29年度長崎県剣道連盟春季居合道講習会が開催されました。
午前中は居合道七段の先生方より全日本制定居合の要義、動作、着眼点と昇段審査についての心構えについて実技を伴い詳しく説明がありました。午後からは引き続き居合道講習会と居合道一級審査会が開かれました。
午前10時から開会式が行われ、その後恒例の集合写真を撮影しました。季節も春となり、桜がちらほらと咲く中桜の下での記念写真撮影とはなりませんでしたが、みなさいとても良い笑顔での記念撮影となりました。
高木志伸居合道部長より居合道春季講習会資料をもとに「居合道修業の目的」、「気剣体の一致」「正座の姿勢と座礼」全日本剣道連盟居合(解説)書」をもとにプロジェクターと映像を交えながらの講義が40分ほどありました。
その後、各段ごとに分かれ、七段の先生方より講習会が開かれました。午後は13:00から15:00まで午前中の実技講習会に基づき講習会があり、15:00からは講習会の成果発表ということで各段ごとに全日本剣道連盟居合6本を演武をしました。演武は無段〜四段までは1、2、3、4、5、6本目、四段〜七段は1、2、4、6、8、10本目を礼式を含め披露しました。
参加者は段外1名、初段2名、二段0名、三段4名、四段5名、五段8名、六段5名、七段12名、の合計39名の参加でした。
平成30年4月1日(日)に大村市武道館において開催される春の昇段審査会を前に、受審予定者は例年に比べいっそう高い意識を持って講習会に臨んでいました。
|
恒例の講習会前の集合写真 |
一級審査合格者
受講者感想「講習会に参加して」
三段 高木 元(口之津健武館)
今回、高校を卒業して7年ぶりの居合道講習会を受講し、七段の先生方の演武に圧倒されました。今回の
講習会では自分の足りないところや日頃、道場の先生に指導されていることをしっかりと守り、稽古を続けて
いかなければならないと感じました。
一つ一つの動きに神経を集中させ、自然体で行うことが出来た時「小さな努力で大きな成果」を掴むことが
出来ると思います。そのためにも「剣居一体」で日々稽古に励みたいと思います。最後にご指導して下さった
、高木志伸先生をはじめ居合道の先生方、そして、今回の講習会の受講の機会をつくって下さった方に感謝
したいと思います。