夢想神伝流「流刀」

平成24年度 
全剣連居合道中央講習会に伴う伝達講習会の報告

 (広報委員 高木志伸 取材:編集)

  

平成24年9月16日(日)大村市立大村中央小学校体育館において、恒例の平成24年度全剣連居合道中央講習会に伴う伝達講習会が開催されました。平成24年9月8日、9日に京都市武道センターにおいて開催された全剣連主催中央講習会に派遣された宮崎賢太郎教士八段と宮崎友彦教士七段から午前9:30より12:00まで講義、実技の解説があり、午後は12:40から一級審査が行われ、9名が受審して全員が合格しました。引き続き、15:30まで午前中の実技講習会に基づき各段に別れ、模擬試合を含めた居合道審判講習がありました。はじめに宮崎賢太郎講師より今回の中央講習会の概要が説明され、その後、宮崎友彦講師が中央講習会報告レポートをもとに、全受講者に対して全剣連居合の1本目(前)から12本目(抜き打ち)まで、高木志伸教士七段の実演をもとに、詳細な説明を行いました。

参加者は段外11名、初段9名、二段6名、三段10名、四段5名、五段7名、六段5名、七段9名、八段1名の合計63名でした。午後からの居合道審判講習会では、初段から五段まで2人ずつ対戦する模擬試合を行いながら審判講習会が行われました。審判には六段3名、七段5名が3班に分かれて、真剣に審判実技講習を受講しました。平成24年10月7日(日)に大村市立大村武道館において開催される秋の昇段審査会を前に、受審予定者は例年に比べいっそう高い意識を持って講習会に臨んでいました。

入口の居合道講習会垂れ幕で出迎えます。 居合道伝達講習会には63名が参加しました。
講習会演武は居合道教士七段 高木志伸 全日本剣道連盟制定居合をゆっくりと解説
受講者は熱心に受講しました。 宮崎賢太郎講師と宮崎友彦講師
附則説明は宮崎賢太郎講師 受講者全員に詳しく説明
鋭い目つきで所作をする 一直線の素晴らしい納刀
全員が熱心に実技を受講 抜き付けはしっかりと鞘引きをする
基本をしっかりと 攻めの気持ちを忘れずに残心
審判講習会は「習うより慣れよ」何度も繰り返し練習です。 模擬試合も真剣に
抜き付けは正しく 鞘引きはしっかりと
 手の内は確実に