平成22年 長崎県剣道連盟春季居合道講習会報告

居合道委員 高木 志伸

 平成23327日(日)長崎日大高等学校鳳雛舞館(ほうすうぶかん)において、恒例の平成22年度長崎県剣道連盟春季居合道講習会が開催されました。はじめに居合道教士八段宮崎賢太郎居合道部長から挨拶があり、その後、恒例となった集合写真撮影が行なわれました。まず、はじめに居合道の基本稽古について、①すり足―膝の使い方、②スクワット素振り、③振りかぶりと切りおろしのチェック、③前後切り―右90度切りの繰り返し、⑤スイングをしない体運び、調子をつけない体の運びについての説明がありました。

居合道教士七段宮崎友彦居合道副部長からは昇段審査についての心構えについて実技を伴い詳しく説明がありました。参加者は段外11名、初段7名、二段7名、三段7名、四段7名、五段8名、六段6名、七段12名、八段1名の合計66名でした。

午後からも引き続き居合道講習会が開かれ、410日(日)に雲仙市立愛野小学校において開催される春の昇段審査会を前に受審予定者は例年に比して高い意識で講習会に臨んでいました。

【初段ないし三段】

①正しい着装と作法

②正確な抜き付け、切り付け

③正確な血振り、角度

④正確な納刀

【四段および五段】

①初段ないし三段の留意事項に下記項目をくわえたもの

②心の落ち着き

③目付け

④気魄

⑤気・剣・体の一致

写真1:恒例の講習会集合写真,みなさんいい顔ですね。

【居合道講習会】

1級審査を受審する顔も真剣です。

宮崎友彦講師の話を真剣に聞く受講生

宮崎賢太郎講師による足さばきの指導

佐藤信秀剣道教士八段は居合道五段の腕前です。